<DreamSongs18>夢の諸相から浮かび上がる詩歌とエレジー
夢が伝えるものとは??
~古代より人類と夢をめぐる世界は、宗教的な啓示や政治への神託、種族・人種・民族における呪術的な行為として、集団社会での儀式の一部に用いられるなど、迷信世界との関連性を持ちつつ、中世期には占いなどにも応用されながら連綿と続いてきた。近代において、こうした呪術的世界、世俗性を大きく変える働きを持ち得たのは、フロイトの存在なくしてありえない。
フロイトは、従来の呪術的な世界観を基礎とした土俗的な夢判断の考え方から大きく脱却し、科学的思想を根拠にした精神科学、社会科学、医学といった分野のパラダイムへと『夢』の存在をひき上げた。
~フロイトによって確立された精神分析の考え方は、彼の弟子たちから拡がり、ユングを経て、現代の精神分析、心理分析の研究分野にて大きく花開いている。シュテーケル、フロム、ボス、パールズといった現代の夢分析に大きな貢献をした研究者も数多く輩出されている。
{上記記述は、「ウィキペディア」等のWEBデータから引用して、併せて書籍なども参考にしてまとめたもの}
~古代から連綿と続いてきた「夢」のお告げ的な扱いから近代を迎え、1900年出版のフロイトによる『夢判断』からこうした夢への関わり方は大きく前進したということである。
{ポイント}
近代における夢判断=宗教的世界から個々人における内的宇宙(精神や心理)からの啓示としての役割
<夢という世界へのアプローチ>
1. 未知なる世界からもたらされる「英知」=不思議なヒント、啓示
2. {創造性}としての機能
3. 「楽しみ」としての願望実現
4. 「恐怖」としての警告提示
5. 「身体的病理」に関する情報的提示
*こうした考え方をベースにして、『夢の提供する素材』を色々とおもちゃにして遊んでみたいのです*
夢の活用目的
**********************************視覚/ビジュアルイメージを通じて、“能動的な想像力”に働きかけ、精神の充実・安定と行動レベルでの可能性の扉を開く事にあります。
また、悩みや不安を軽減する生活の知恵やヒントを知ることにもつながるのではないか。その可能性は否定出来ません。
◆行為と潜在意識とをうまく結合させ、活用する方法:イメージから喚起される事象に影響を受けての行動を意識づけ、その影響をうまく利用していく試みによって、<日々の人生を豊かに出来る試みの一つのツール>として夢を位置づけます。
<『夢』~良い方向性への熟成> ~私たち人間の生存のために必要な大きな仕事のひとつ『睡眠』~人生総時間の中で約3分の1近くを占める大変重要なアイテム(人によってはもう少し低い割合であろうが、それでもかなりのウエイトを占める存在である)。こんな『睡眠』を無駄にしないで、より積極的な人生を送るための処方箋のアイデアとヒントを提供したいと思います。
夢のミニシアター:場末の映画館
~ここでは、夢の映画作品がご覧になれます、懐かしき思い出のニュース画像を…。さあ、お楽しみ下さい!
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